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この記事の執筆・監修者

moco 

病院勤務の理学療法士(経験8年目)。『理学療法士が自分らしく働く』をコンセプトにNICOJOBを執筆・監修。信頼できる情報発信を心がけています。

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理学療法士・PTの資格を活かせる転職先5選!一般企業への転職は可能?

「転職したいけど、どんな転職先があるのかわからない」
「理学療法士でも一般企業に転職できるの?」

上記のような疑問をお持ちの理学療法士の方は多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、理学療法士の資格を活かせる転職先や、一般企業に転職するメリットや注意点について解説します!

目次

理学療法士の資格を活かせる転職先5選


①病院・クリニック

理学療法士の需要がある転職先には、病院やクリニックが挙げられます。

総合病院や大学病院などの規模が大きい職場では、内科や脳神経外科など、幅広い分野の患者が対象になります。
病気やケガからの回復を目指すリハビリや、患者の体力を維持するための訓練など、業務内容が多岐にわたるため、多くの経験をつめるのが魅力です。

一方で、理学療法士が働くクリニックは、主に整形外科です。

その他にも、脳神経外科や小児科などでもリハビリのスキルが役立ちます。
大きな病院と違い、病床が少なかったり、そもそも病床がない診療所があります。 どのような分野で資格を活かしたいか考え、転職先を選ぶと良いでしょう。

②介護施設

介護施設でも、理学療法士の資格やリハビリの経験を活かすことができます。

介護施設には、要介護の方が入所している介護老人保健施設や、日帰りのデイサービスなどがあります。
職場によって、利用者に対し個別でリハビリを行う場合と、グループに分かれて集団でリハビリを行う場合があります。

理学療法士が食事の介助や送迎などを担う職場もあるため、転職活動の際は業務内容についても確認しておきましょう。

③一般企業

介護や福祉に関する商品を扱う一般企業でも、営業職や商品の開発に理学療法士が携わる例があります。

利用者の身体の状況を理解し、何が必要なのかを正確に汲み取ることができるのは、リハビリの経験がある理学療法士です。

利用者に対し、生活のアドバイスができることも、資格や経験がある理学療法士の強みといえるでしょう。

④スポーツ業界

アスリートの怪我の予防や、故障後のケアなどに理学療法士が重宝される現場もあります。

プロのスポーツチームにトレーナーとして所属する場合もあり、アスリートの状態をよく保つことに重要な存在です。
その他にも、スポーツジムなどでトレーナーとして働く理学療法士もいます。 専門性のある資格だからこそできる仕事なので、やりがいを感じる方が多いでしょう。

⑤教育機関・研究施設

理学療法士を養成する教育機関や、リハビリテーションセンターなどの研究機関で働くこともできます。

他の職場とは違い、研究の業績や高いスキルなどが求められるため、少しハードルは高めです。
教育や研究に興味があり、向上心がある方にとってはやりがいを見出せる職場でしょう。

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理学療法士が一般企業に転職するメリット


理学療法士の転職先として多いのは病院や介護施設ですが、一般企業に転職することも可能です。

理学療法士が一般企業に転職するメリットには、下記のようなものが挙げられます。

  • 経験できる職種が広がる
  • ワークライフバランスを重視した働き方ができる
  • 体力的な負担を減らせる

理学療法士の資格を活かした仕事内容はどこも似ていますが、一般企業であれば異業種にチャレンジすることができます。

また、病院などで勤めていると、不規則なシフトでワークライフバランスが取れなかったり、体力的な負担を感じたりする方も多いでしょう。
これらの不満を解決する手段として、幅広い選択肢がある一般企業への転職を視野に入れる方も少なくありません。

一般企業への転職はこんな理学療法士におすすめ!


一般企業に転職するメリットを知っても、病院や介護施設からの転職に躊躇してしまう方も多いでしょう。

そこで、一般企業への転職がおすすめな人の特徴をご紹介します。

①出世願望がある人

出世願望が強い方には、一般企業への転職をおすすめします。
なぜなら、理学療法士の業界よりも一般企業の方が出世のチャンスが多い傾向にあるからです。

理学療法士の給料は、診療報酬制度により低めになっています。
年功序列の職場がほとんどであるため、出世や大きな昇給が狙いにくいのです。

一方で、一般企業であれば能力次第で出世や昇給を狙うことができます。
出世することを重視して働いている方は、一般企業への転職を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

②年収をアップさせたい人

理学療法士の給料は低めに設定されているうえ、大きな昇給が見込めません。

多くの人と関わったり、体を使ったりする仕事であるため、心身ともに負担を感じ、給料に不満が出てくる人も少なくありません。
仕事内容に給料が見合わない場合、長く続けていくことは難しいですよね。
一般企業であれば、理学療法士よりも年収アップを実現できる可能性が高まります。

③人と関わるのが苦手な人

理学療法士は、多くの患者とコミュニケーションをとる仕事です。

実際に働いてみて、人と関わることに苦手意識を持ったという人も少なくありません
仕事内容が合っていないと、ストレスが溜まって心身ともに疲れてしまいます。

思い切って職種を変え、働きやすい環境を見つけるのも一つの手段です。

理学療法士が一般企業に転職する際の注意点


理学療法士が一般企業に転職することにはメリットがある一方で、下記のような注意点もあります。

  • 理学療法士の資格を活かせる求人が少ない
  • 初めは年収が下がる可能性がある

病院や介護施設の求人に比べて、理学療法士を求めている一般企業は少ない傾向にあります。

異業種にチャレンジしたい場合は問題ありませんが、資格を活かしたい場合は選択肢が少なくなるでしょう。

また、未経験の業界に転職する場合、初めは年収が下がる可能性もあります。

ただし、理学療法士の業界よりも昇給しやすい傾向にあるため、長い目で見ると年収アップを狙えます。
仕事内容や待遇など、何を重視するかによって慎重に考えましょう。

理学療法士を続けるメリットはないの?


一般企業への転職について触れてきましたが、「理学療法士を続けていくメリットはないの?」と疑問を抱く方も多いでしょう。

実は、理学療法士の仕事には将来性があり、長く需要が保たれることが予想されます
その理由は、著しく加速する高齢化です。


引用:内閣府 高齢化の推移と将来推計

上記のグラフから、総人口は減少するのに対し、高齢者の割合が上がり続けることがわかります。
そのため、リハビリが必要な高齢者は今後も一定数いることから、理学療法士の需要は無くならないと予想できます。

長期的な目で見て、需要が保たれる理学療法士の仕事を続けるのも、良い決断だといえます。

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まとめ

この記事のまとめ

理学療法士には、病院やクリニック・介護施設などの他に、一般企業に転職するという選択肢もあります。

高齢化が進んでいる現代において、理学療法士の需要はこの先も高まっていくことが予想されます。
そのため、業種を変えずに資格を活かして転職するのも良いでしょう。

未経験の業種に挑戦したい場合や、理学療法士の待遇や仕事内容に不満がある方は、一般企業への転職を視野に入れるのもおすすめです。

ご紹介したそれぞれのメリットを参考に、転職先を見極めましょう。