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HSP理学療法士|仕事が辛いと感じる原因とその対処法

HSP 理学療法士 仕事が辛いと感じる原因 その対処法を解説
悩んでいる人

・周りの目がいちいち気になる
・人と関わるのが疲れる
・小さなミスが気になり仕事が思うように進まない

こんな不安を持ちながら働くHSP理学療法士さんの悩みにお答えします。

  • 本記事の内容
  • HSPの特徴
  • HSP理学療法士が仕事が辛いと感じる原因
  • HSP理学療法士の強み
  • HSP理学療法士が働きやすくするために出来ること
  • HSP理学療法士におすすめの職場

日々たくさんの患者さんやスタッフと関わる理学療法士の仕事。

日々働きにくさを感じながら業務をこなす中で”もしかして私ってHSPなのかも?“と感じ、この記事に辿りついて頂いたのではないでしょうか。

HSPはまずその特徴を理解し、自分がなぜ仕事が辛いと感じるのかを知ることが大切です。

その上で自分に合った対処法を実践することで、今より楽に働けるようになる可能性があります。

本記事では、HSP理学療法士さんが仕事で辛いと感じる原因とその対処法、おすすめの職場について詳しく解説します。

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これから理学療法士として働こうと思っているHSPさんにも参考になると思うので、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

HSPとは?

はじめにHSP(Highly Sensitive Person)について解説します。

HSPの概要

HSPとは生まれながらにして感受性が高く繊細な気質をもつ人のことです。

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最近は繊細さんとも呼ばれています。

HSPの人は、脳の扁桃体という不安の神経回路の反応が高まりやすく、刺激に過敏に反応しやすい傾向にあります。

現在では、人口の5人に1人の割合でHSPが存在すると言われています。

HSPの4つの特性

HSPは、4つの特性(DOSE:ダス)にすべて当てはまる人がHSPと定義されています。

DOSE
  • Depth of processing:物事を深く考える
  • Overstimulated:刺激に敏感である
  • Emotional reactivity and high Empathy:共感力が高い
  • Sensitivity to Subtleties:感覚が鋭い
  • D:物事を深く考える
  • 物事を深く考えがち
  • 行動するまでに時間がかかる
  • 一を聞いて十を想像することができる
  • 直観力にも秀でる
  • O:刺激に敏感である
  • 人混みや人との交流は疲れやすい
  • 音や光などの刺激に敏感
  • 傷つきやすい
  • 些細なことに驚いてしまう
  • E:共感力が高い
  • 相手の気持ちを読み取ることが得意
  • 人の顔色をうかがいがち
  • 涙もろい
  • 感情移入しやすい
  • S:感覚が鋭い
  • 光、におい、音などに敏感
  • 身のまわりの環境の変化に敏感
  • 人の目線や表情の変化に気づく
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HSPのセルフ診断をしてみたい方はこちらがおすすめです。

HSPに現れる症状

HSPの人は周囲からのストレスを受けやすく、仕事や人間関係に気疲れしてしまったり、自己否定的になったりすることもあります。

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仕事でミスが増えたり、仕事自体に対し消極的になりがちです。

過度なストレスを受け続けると自律神経の乱れにより、動機や吐き気、めまい、不眠などの症状も現れる可能性があります。

HSPの分類

HSPと聞くと内向的なイメージしがちですが、外向型なHSE型(Highly Sensitive Extrovert)、刺激を求めてしまうHSS型(High Sensation Seeking)も存在します。SP

HSPはそれらの特性から、4つの分類することができます。

HSPの分類
HSPの分類
HSPの分類
  1. 非HSS型HSP
    内向的で刺激を求めない繊細さん
  2. HSS型HSP
    内向的で刺激を求める繊細さん
  3. 非HSS型HSE
    外交的で刺激を求めない繊細さん
  4. HSS型HSE
    刺激を求める外交的な繊細さん

内向的なHSPは全体の約70%、外交的なHSEは約30%です。

HSE型は、社交的だけど精神的に疲労しやすいといった特徴があります。

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それでは4つのHSP型の特徴を解説します。

①非HSS型HSP:内向的で刺激を求めない繊細さん

非HSS型HSP
非HSS型HSP

最も一般的なタイプのHSPです。

  • 人と関わるより1人が好き
  • ネガティブ思考
  • 心静かに過ごしたい
  • リスクを冒さず安心安全な場を好む
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繊細で打たれ弱く静かな場所を好むタイプ

②HSS型HSP:内向的で刺激を求める繊細さん

HSS型HSP
HSS型HSP

HSPの中では少数派なタイプです。

  • 好奇心は旺盛でチャレンジしてみるが、外的刺激に疲れやすい
  • エネルギーチャージのため1人の時間は必要
  • 大胆な行動をとるわりにミスに凹みやすい
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好奇心旺盛だけどすぐ精神的に疲れちゃうタイプ

③非HSS型HSE:外交的で刺激を求めない繊細さん

非HSS型HSE
非HSS型HSE

HSEの中では少数派です。

  • 人と関わることが好きで人当たりがいい
  • 社交的であるが身体的、精神的に疲労しやすい
  • 孤独は不安なため人と関わることでエネルギーチャージ
  • 人から否定されることが怖い
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外交的だけど刺激は苦手なタイプ

④HSS型HSE:刺激を求める外交的な繊細さん

HSS型HSE
HSS型HSE

HSEの多くはこのタイプです。

  • 社交的でコミュニケーション能力が高い
  • 好奇心旺盛で行動力がある
  • リーダーシップが得意
  • 人の気づかないところで落ち込みやすい
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人前では明るくアクティブだけど実は疲れやすいタイプ

HSP理学療法士|仕事が辛いと感じる原因

なぜHSP気質を持つ理学療法士は仕事が辛いと感じてしまうのでしょうか。

仕事へのプレッシャー気疲れが大きな原因である場合が多いです。

具体的な例を挙げると次のものがあります。

仕事が辛いと感じる原因
  1. 人との関わりが多く気を遣う
  2. 患者さんに感情移入してしまう
  3. 緊張感を伴う業務が多い
  4. 臨機応変さが必要
  5. やるべきタスクが多く
  6. 残業が多い・休みが取りづらい環境

①人との関わりが多く気を遣う

理学療法士の仕事は患者さんだけでなく、そのご家族や医師、看護師など多くの人と関わりながら業務を行うことが多いです。

HSPは人の顔色を伺う、些細な一言を気にしてしまうなど周囲の人に感情に左右されやすい特性があります。

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感情の切り替えも苦手なので、モヤっとした気持ちのまま1日を過ごすしてしまうことも。

②患者さんに感情移入してしまう

リハビリテーションが必要な患者さんには、精神的に落ち込んだり、感情的になっている人も多いです。

HSPは相手に感情移入してしまいやすく、自分も心を消耗したり、ネガティブな感情になってしまいがちです。

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障害受容出来ず泣いている患者さんを目のあたりにすると、こっちまで悲しくなっちゃう。

③緊張感を伴う業務が多い

理学療法士の業務は緊張感を伴うものも多いです。

例えば、リスクの高い患者さんの離床、介助量の多い患者さんの基本動作・歩行訓練など。

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失敗してしまったらどうしようというプレッシャーが負担になりがちです。

④臨機応変さが必要

常に患者さんや周囲の環境を配慮しながら、臨機応変なリハビリテーションを提供していく必要があります。

HSPは自分の仕事のペースを乱されるのが苦手です。

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予測不能なことが起きると頭の中がパニックになり、自分のパフォーマンスを最大限発揮できないことも。

⑤やるべきタスクが多い

担当患者さんのリハビリに加え、カンファレンスの出席、書類業務など理学療法士の仕事はやるべきタスクが多いです。

HSPは相手のことを考えすぎてNOと断ることが苦手で、自分のキャパ以上のタスクを引き受けてしまうことも。

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マルチタスクも苦手なんです。

⑥残業が多い、休みが取りづらい環境

勤務先によっては残業が多く、休暇が取りづらい環境もあります。

ちょっと疲れたからリフレッシュしたいと思ったときに、休めない環境はHSPの人にとって辛いものです。

HSP理学療法士ならではの強み

HSPの特性はネガティブなことばかりではなく、理学療法士にとってポジティブな要素もたくさんあります。

HSP理学療法士の強み
  1. 患者さんの気持ちを敏感に察知し寄り添うことが出来る
  2. 些細な状態の変化に気づくことができる
  3. 周囲に気を配ることができる
  4. 1つのことを深く徹底的に考えられる
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HSPの特性を活かした自分の強みをみつけてみましょう。

①患者さんの気持ちを敏感に察知し寄り添うことが出来る

HSPは相手の感情を読み取ることが得意で、患者さんの気持ちを寄り添うことができます。

落ち込んでいる患者さんにとって、深く共感してもらい寄り添ってもらうことで救われることも多いです。

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患者さんとの信頼関係を築きやすいです。

②些細な状態の変化に気づくことができる

HSP理学療法士は周囲の観察力に優れています。

患者さんの細かな変化に気づくことで、異常事態も素早く発見できたり、相手の隠れたニーズを引き出すことも出来ます。

③周囲に気を配ることができる

一緒に働く同僚だけでなく他職種へ気を配ることが出来るのもHSPの特性です。

チーム医療を円滑に進める上で周囲に配慮しながら調整する能力は信頼感を得やすいです。

④1つのことを深く徹底的に考えられる

1つの物事を深く考え抜いたり、想像を膨らませて新しいアイデアを考えたりすることが得意なHSP。

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1人1人の患者さんにベストな理学療法について深く考え提供できる点は、とても大きな強みです。

HSP理学療法士|働きやすくするためにできること

HSPの特性を持ちながら働くのは辛いなと感じている人も多くと思います。

HSP理学療法士が自分らしく働いていくためにはどうしていったらよいか解説します。

働きやすくするためにできること
  1. 疲れてしまうことから距離を取る
  2. 不安なことを書き出して意識の外に出す
  3. 人に感情移入しすぎない
  4. 一人の時間を大切にする
  5. HSPであることを周りに伝え上手に頼る
  6. 休息をしっかりとる

①疲れてしまうことから距離を取る

HSPは仕事のプレッシャーや人間関係からストレスを感じやすく、心身ともに疲弊してしまいがちです。

自分が嫌だなと感じることからは適度に距離を取ることも大切です。

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たまには自分の気持ちを優先に・・・

②不安なことを書き出して意識の外に出す

HSPさんはいろいろな刺激にアンテナを張っているため、頭の中が忙しくパニックになっていることもあります。


そんなときにおすすめなのは、不安なことや気になっていることを紙に書き出してみることです。

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頭の中を整理してみることで気持ちが楽になることもあります。

③人に感情移入しすぎない

HSPさんは共感力が高いので、無意識のうちに人の影響を受けやすいです。

他人との境界線があいまいになりがちな時は、「人は人、自分は自分」と考えちゃいましょう。

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人の問題にまで奔走してしまう必要はないですよ。

④一人の時間を大切にする

溜まりがちなストレスや疲れた身体を癒すためにも、一人の時間をとるように心がけましょう。

⑤HSPであることを周りに伝え上手に頼る

職場の人にHSPであることを伝えると働きやすくなることもあります。

ストレートに言わなくても、具体的に何に困っていてどうして欲しいかを伝えてみるだけでも大丈夫です。

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一人で抱え込まずに信頼できる同僚や上司に頼ってみるのも大切です。

⑥休息をしっかりとる

HSPの人はストレスを受けがちで身体的にも精神的にも疲労しがちです。

生活リズムを整え、しっかりと休息をとることで身体をリフレッシュさせましょう。

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自分を甘やかす時間がとっても大切です。

HSP理学療法士が働きやすい職場

最後に、HSPの理学療法士が働きやすい職場の特徴を解説します。

HSP理学療法士におすすめな職場の特徴
  • 落ち着いた環境で仕事が出来る
  • 休みが取りやすい
  • 人間関係の良い
  • 少人数の職場

基本的に1対1で働ける訪問リハビリがおすすめです

もし、いまの職場で働き続けることが辛いなと感じているなら、我慢を辞めて転職してみるのもありです。

理学療法士に転職サイトについては、「理学療法士の転職サイトおすすめランキング7選」でまとめているので参考にしてください。

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自分に合った心地よく働くことが出来る職場はきっとあるはずです。

まずは、転職サイトへ登録し情報収集をしてみることをおすすめします。

まとめ

今回は、HSP理学療法士の仕事が辛いと感じる理由とその対処法について解説しました。

HSPに向き合いながら仕事を続けていくのは辛いこともあるとは思います。

しかし、HSPだからこそ感じれる喜びや与えられる幸せもあります。

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いまの職場が辛いなと感じている方は、自分なりに心地よく働ける場所へ転職してしまうのもありです。

転職エージェントを利用すれば、あなたにピッタリの職場選びの助けになってくれますよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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