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この記事の執筆・監修者

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病院勤務の理学療法士(経験8年目)。『理学療法士が自分らしく働く』をコンセプトにNICOJOBを執筆・監修。信頼できる情報発信を心がけています。

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理学療法士・PTの就職先を一挙紹介!【現役PTが選び方のポイントを解説】

理学療法士の転職先に悩んでいます。自分に合った職場を見つけるポイントを知りたいです。

こんな悩みにお答えします。

この記事の内容
  • 理学療法士の転職先を一挙紹介
  • それぞれの職場の特徴を解説
  • 転職先の選び方のポイントと注意点を解説

いざ求人探し!いままでと同じ方向の職場を探すか、心機一転新しい方向へ挑戦してみるか考えている方も多いと思います。

なかには、「とにかく定時で帰れる」「土日祝休み」の職場を考えている人もいるでしょう。

しかし、理学療法士は就職先はたくさんあり、自分の希望にぴったりのものを選ぶにはどうすればいいか悩みますよね。

そこで今回は、理学療法士の主な就職先とその特徴について詳しく解説していきます。

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選び方のポイントも解説しているので、自分に合った職場探しの参考になると思いますよ。

理学療法士におすすめの転職サイトについて知りたい方は、「理学療法士転職サイトおすすめランキング7選」が参考になるのでぜひご覧ください。

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病院勤務の理学療法士(経験8年目)。『理学療法士が自分らしく働く』をコンセプトにNICOJOBを執筆・監修。信頼できる情報発信を心がけています。

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目次

理学療法士の転職先|働き方の特徴を解説

理学療法士の約8割は医療機関に勤務しています。次いで多いのが、介護老人保健施設、訪問看護ステーションです。

しかし、理学療法士の就職先は近年多様化しており、スポーツ施設や一般企業など活躍できる場所も増えてきています。

理学療法士の就職先
  • 病院・クリニック系
    →急性期病院、回復期病院、療養型病院、クリニック(診療所)
  • 施設系
    →特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、通所リハビリテーション、児童福祉施設
  • 訪問系
    →訪問リハビリテーション
  • 教育機関
    →理学療法士養成の指導員、研究員
  • スポーツ関係、その他一般企業
    →スポーツトレーナー・フィットネス、保健所・行政機関、一般企業
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それぞれの特徴について解説してきます。

病院・クリニック系

急性期病院

急性期病院でのリハビリテーションの魅力は、早期介入により急性期の回復過程を間近でサポートできる点です。

急性期リハの目的は主に拘縮予防や早期離床であり、徹底したリスク管理のもとに最適なリハビリテーションの素早い見極めが必要になります。

患者さんのサイクルが数週間~1ヵ月と早く、多くの対象者・疾患に関わることが出来るのも大きなメリットです。

一方で、急性期病院勤務の理学療法士は治療だけでなく書類や他職種のカンファレンスに追われ、多忙となりやすいです。

総合病院と特化型病院の違い
  • 総合病院は様々な疾患を対象としていることが多く、医学的知識や経験を得やすいです。
  • 特化型病院は脳血管障害や整形外科など特定の分野に精通した知識を得やすく、その道のエキスパートを目指したい方にはおすすめです。

回復期病院

急性期での治療を終え、自宅退院や社会復帰にむけてリハビリテーションを行う段階です。

入院期間は最大180日、最大3時間/日の集中的なリハビリテーションを提供する回復期病院では、患者さんの回復を目の当たりしながらその人の人生にも深く関わっていける点が魅力です。

身体機能面に対するアプローチだけでなく、社会復帰をまで見据えてその人に合ったリハビリテーションを幅広く提供する必要があります。

患者さんの退院までのサポートも視野に入れ、他職種や外部との連携が必要となる場合が多いです。

療養型病院

療養型病院は病歴が長期に渡る対象者に寄り添い、QOLを高めるようなリハビリテーションが必要となります。

大きな身体機能やADLの回復が見込めない対象者も多く、なるべく身体的・精神的に苦痛なく、日々の生活に楽しみをもって過ごしていただけるようなサポートが主なリハビリテーションの目的になります。

リハビリテーションによる機能回復という点では、大きな実感が得られないことが多いです。

クリニック(診療所)

クリニック(診療所)は主に運動器疾患を持った人がリハビリテーションの対象で、幅広い年代の方と関わる点が特徴です。

1日に10〜15人もの対象者のリハビリに当たることが多く、限られた時間の中で効果を出すスキルが必要になります。

解剖・生理学の知識や徒手療法の技術が身につき、将来のトレーナーや起業を目指す人にはおすすめの就職先になります。

日祝日と平日1日を固定休暇としているところが多く、年末年始・お盆なども休みがとりやすい点はメリットです。

一方で、クリニックは会社帰りの人などの利用も多く、勤務時間が夜遅くまでとなっているクリニックもあるため注意が必要です。

施設系

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームは、常時介護や医療が必要で在宅継続が難しくなった人を受け入れる施設です。原則、要介護3以上の方が入所し生活しています

特養は1人当たりのリハビリテーションに当てる時間は少ない施設が多く、積極的な機能回復やADL改善へのアプローチではなく、利用者が苦痛なくその人らしく生活を送るためのサポートが介入のポイントになります。

365日24時間体制ですので、土日祝日の勤務も求められることが多く、稀に夜勤もある様です。

介護老人保健施設

介護老人保健施設(老健)は、自宅復帰を目的として期間限定で入所しリハビリを受けながら生活する場です。原則として、要介護1以上、65歳以上の方が入所しています。

通所系や訪問系のリハビリテーション事業所を併設していることも多く、理学療法士はこれらの事業所と兼務し働くこともあるようです。

老健での理学療法士の仕事は、自宅復帰を想定としたADL練習、ケアマネなどと連携し介護保険サービスの調整や住宅の改修・福祉用具レンタルの手配など、さまざまな方面からのサポートがあります。

1人の利用者さんに対して包括的に関わることができ、一緒に自宅退院まで目指していける点はやりがいを感じますが、実際には回復が順調にいかず施設生活が長引いてしまう方も少なくはないようです。

通所リハビリテーション(デイケア)

通所リハビリテーション(デイケア)は、老健や病院などで行う身体機能の回復と日常生活の自立支援を目的としたリハビリテーションを提供します。

在宅生活での問題点をアセスメントしながら、身体機能・日常生活面へのアプローチをしていきます。個別的なリハビリだけでなく、時にはレクリエーションを通して利用者と関わる機会もあります。

利用者さんの回復や笑顔になっていく姿を間近でみることが出来る点に、大きな喜びを感じることが出来ます。また、土日休みまたは日曜休みの施設が多く、安定した休暇が望める点もメリットです。

児童福祉施設

児童福祉施設は、児童を対象にした施設で児童発達支援センター、児童発達支援事業所や放課後等デイサービスなどがあります。対象は、身体障害、知的障害、発達障害、精神障害のある子どもが対象となります。

児童発達支援の領域での理学療法士の役割は、日常生活や遊びの場の中でその子の個性を引き出しながら、身体機能向上と日常生活動作能力向上、就学に向けた準備などの介入を行っていきます。

児童発達支援の領域に興味がある方、こどもと関わることが好きな方はやりがいを感じる仕事内容であると思います。また、土日休みまたは日曜休みの施設が多く、安定した休暇を取ることができます。

訪問系

訪問リハビリテーション

訪問リハビリテーションは、利用者の自宅や施設に直接訪問しリハビリテーションを提供します。利用者ができる限り自立した日常生活を送ることを目標に、心身機能の回復と日常生活能力向上に向けたリハビリをおこないます。

事業所としては実績制を導入しているところもあり、パートタイムからフルタイム、週4勤務など働き方の融通は利きます。訪問件数によりインセンティブ制を導入している企業も多く、給与水準も高めです。

在宅でのリハビリのため、1人1人の生活シーンに合わせたサポートを提供できる点はやりがいを感じる点です。また、移動が苦ではない人にとっては仕事の合間にリフレッシュする良い機会になるでしょう。

一方で、在宅はリハビリのスペースや機器が不十分であったり、急なトラブルが発生した場合は自身で判断・対処しなければならないなど大変な点もあります。

>>訪問リハについてもっと詳しく知りたい人はこちら

教育機関

理学療法士養成の指導員

理学療法士養成校の教員として、講義や実習での指導、国家試験受験のサポートを行ったりします。

教員になるには、5年以上の理学療法に関する業務経験が必須です。

研究員

特定の分野について、詳しく追及し論文や道具・製品としてアウトプットしていく職種です。

自分の仕事が形になるという点では他の仕事にないやりがいがあります。

スポーツ関係、その他一般企業等

スポーツトレーナー・フィットネス

プロや企業チームなどの契約スタッフ、またはスポーツジムや整体院などが主な就職先です。

専門的な知識や医学的な技術によるケアが必要であり、他の理学療法士とは違ったポテンシャルを求められるやりがいのある仕事です。

求人数自体は少ない傾向があり、専門的な知識や技術を身に着けた人ではないと需要は少ないかもしれません。

保健所・行政機関

全国的に行政リハビリ職はまだ少ないですが、これからの超高齢社会の到来に向けて介護予防の推進にリハビリ職の観点から介入していくチャンスは増えてくると思われます。

一般企業

ハウスメーカーにおける住環境整備のアドバイス、企業の腰痛予防などのアドバイス、介護総合支援事業を展開する企業や医療機器メーカーへなど、近年は多様な働き先があります。

理学療法士の転職先|選び方の基準と注意点

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どこで働くかは人それぞれです。自分の置かれている状況、望むものに合わせて働き先を探していきましょう。

ここでは転職のときによく考慮される項目について紹介します。

残業の少ない職場

児童福祉施設
デイケア
訪問リハビリテーション

勉強会・研修会・委員会や引継ぎ資料の作成などみえない残業(サービス残業)がある職場には注意が必要です。

土日休みが狙える職場

デイケア
訪問リハビリ
児童福祉施設
指導員・研究員
一般企業

365日対応の病院などで自分だけ土日休みを条件に入社すると、周りから悪評判がでることもあるので、あらかじめ土日が定休日の職場をおすすめします。

常勤で週休3日も狙いやすい職場

訪問リハ
デイケア
児童福祉施設

働き方改革の影響で週休3日を導入している所もありますが、まだ少ない印象です。育休明けのママで福利厚生が良い会社に勤めていれば、時短勤務・週休3日を一時的に許可している会社もありますね。

給料が高い職場

インセンティブによる訪問リハ
教育機関・研究員 
一部のスポーツトレーナー

その他、総合病院や優良一般企業も年齢(昇給)と共に給与が高くなる傾向にあります。

福利厚生がしっかりしている職場

病院
教育機関・研究員
一般企業

福利厚生は会社の規模に影響されやすいですが、個人病院などでもしっかりしているところはあります。住宅手当、扶養手当、児童手当などがあれば良い方だと判断しています。

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これが絶対ではありませんがひとつの参考にして下さい。

まとめ|自分に合った理学療法士の転職先選びを!

今回は、理学療法士の転職先について解説してきました。

理学療法士には多くの可能性があり、高年収を狙いたい人、土日休みたい人、時短勤務・週休3日の常勤を狙いたい人、家事と育児の両立をしたい人など、自分の望む働き方を叶えやすい職種です。

もし今あなたが自分の望む働き方が出来ていないなら転職は1つの道です。

理学療法士におすすめの転職サイトについて知りたい方は、「理学療法士転職サイトおすすめランキング7選」が参考になるのでぜひご覧ください。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。