
病院勤務の理学療法士(経験8年目)。『理学療法士が自分らしく働く』をコンセプトにNICOJOBを運営。信頼できる情報発信を心がけています。
〉Twitter(@nicofamily25)
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「いまの職場を辞めたい」
「けど、1年目で辞めてもいいのかな?」
「何年目に転職するのがベスト?」
こんな悩みにお答えします。
いまの職場が合わず辞めたいと感じているけど、まだ経験年齢も浅く、次の転職に支障はないか悩みますよね。
結論から言うと、理学療法士が転職するなら4~5年目以降が最適なタイミングです。
とはいえ、経験年数の浅い転職が一概にダメというわけではなく、場合によっては今すぐ転職してもOKなパターンもあります。
今回は、理学療法士の転職について経験年齢別のメリットとデメリット、転職に失敗しないためのポイントを解説します。
ぜひ参考にして、転職のタイミングを図る手掛かりにしてください!
まずはじめに、理学療法士の転職事情について簡単に触れておきます。
理学療法士の平均勤続年数は約6.5年です。
これは、日本の平均勤続年数は12.1年と比べるとかなり短いです。
離職の理由は、
どちらも考えられますが、若いうちに転職をする人の割合も一定数多いことが分かります。
また、平均離職率は医療機関で10.2%、介護福祉施設で18.8%というデータがあります。
全労働者の離職率は14.2%なので、特に介護福祉施設で勤務するPTの離職率は高いことが分かっています。
※参考:令和2年賃金構造基本統計調査(厚生労働省) /令和2年雇用動向調査結果(厚生労働省)
データからみても業界的に転職する人の割合は多いです。
理学療法白書(2016) によると、21~25歳の理学療法士の離職率は16.5%と報告されています。
離職者のすべてが転職組ではないでしょうが、経験年数が浅く転職するPTの割合も一定数多いことが分かります。
理学療法士の転職に最適なタイミングってあるの?
【結論】おすすめのタイミングは4~5年目以降です。
即戦力としての治療技術やスキルが身についていることは、転職においてアピールできるポイントです!
ここでは経験年齢別の転職のメリット・デメリットを解説します。
転職市場での経験年数1年目のニーズは低いのが実情です。
1年未満の転職の場合、どうしても「職場環境が合わなかった」などネガティブな退職理由の方が多いです。
採用側にとっても、
といった点から、どうしても採用にネガティブになってしまうことが多いです。
退職理由は正直に話して、1年目のフレッシュさをしっかりアピールしてみましょう。
再出発できるはずです!
経験年数2~3年目だと、まだ即戦力としては期待されない場合が多いです。
スキルアップで転職する人も一定数はみられますが、まだまだネガティブな理由で転職を考える人が多く見受けられます。
PTとしてはまだ半人前。不安な方は教育体制が整っている職場を選ぶのが大切!
忙しい職場だと、すぐに即戦力として稼働しないといけない場合もあるようです。
経験年数4~5年目になると、いままでの経験が評価され始めます。
どの職場でも即戦力として歓迎され、キャリアアップや年収アップに繋がる転職もできる時期です。
採用側からしても、一番いい時期の人材をゲットできるチャンスみたい!
将来に向けた転職を考えるにはベストタイミングです。
理学療法士の転職は4~5年目以降がおすすめとお話ししてきました。
しかし、場合によっては今すぐに転職するのが良いパターンもあります。
ここでは、いますぐに転職を考えるべきパターンを3つ解説します。
いま働いている職場が労働基準法を違反するようなブラック職場の場合は、すぐに転職してOKです。
労働環境が劣悪であると、自分のやりたい仕事が思う様にできない上に待遇も悪い。心身ともに疲弊してしまう可能性だってあります。
自分のためにも、ブラック職場からはすぐに脱出しましょう。
もっと働きやすく、自分自身がスキルアップできるような環境に転職すべきです!
いまの職場がブラック職場かなと不安になった方は、「理学療法士が注意すべき【ブラック職場】の特徴と見分け方を解説」を参考にしてください。
「自分にはPTの仕事が合わない、続ける自信がなくなった」と入社後にギャップを感じてしまう方は一定数います。
明日が仕事だと考えると心が落ち着かない、身体がだるい。そんな時は要注意!
限界まで我慢し続けると心が壊れてしまうこともあります。
心身の健康は第一優先!辛いとき、その場から逃げ出してもいいです。
理学療法士としてのキャリアプランがあり、それを実現させるための転職であればいつしても大丈夫です。
自分の身につけたいスキルに合った職場選びを慎重に行っていきましょう。
では、実際に転職を考えている方に向けて転職で失敗しないためのポイントを簡単に解説します。
この内容の詳細は、「失敗例に学ぶ|PTが理想の転職を実現させるコツ」が参考になります。
一番重要なのが、転職の目的=転職によって叶えたいことを明確にすることです。
転職は自分のありたい姿に近づくことの出来る有効な手段です。
しかし、転職の目的をあやふやにしたまま転職活動を始めてしまうと、思い通りに進まなかったり、思い通りの転職が叶わなかったなんてことになりかねません。
転職で大切にしたいことを考えてみることから始めましょう!
PTの転職活動は、開始~入職までは2~3か月程度の期間をみておきましょう。
転職の流れのイメージ(期間:2~3か月)
転職の目的を明確にする
転職スケジュールを立てる
自己分析
サイト登録・情報収集
書類準備・応募
面接
内定・退職手続き
退職・入社
転職活動はきちんとスケジュールを立て進めていくことが大切です。
PT転職のスケジュールについて詳しく知りたい方は、「理学療法士の転職にベストなタイミングを解説」を参考にしてください。
自身の条件に合った転職先を探すためにも、PT転職に特化した転職支援サービスを利用すること重要です。
自分に合う転職エージェントを活用するためにも、2~3社同時登録して実際の使い心地を確かめてみましょう。
理学療法士におすすめの転職サイトを3社ピックアップしました。
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いずれも実績豊富な転職サイトです。
どれがいいか迷った時は、業界最大手のPTOTSTワーカーに登録しておきましょう。
今回は、理学療法士の転職について経験年齢別のメリットとデメリット、転職に失敗しないためのポイントを解説しました。
自分らしく働ける職場探しには、PTOTSTワーカーのようなリハビリ業界特化型の転職エージェントを活用しましょう。
より詳しい転職サイト情報を知りたい方は、「理学療法士の転職サイトおすすめランキング」をぜひ参考にしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。